自分や周りを励ます言葉&Amazonなどで漫画の大人買い&好きな音楽などなど

自分や周りの人を励ます言葉・文章を思いつくままに書いてます。ちなみにただの40過ぎのおっさんです。読んでくれた人がにこって笑ってくれたりすればOKです。もし面白そうだと思ったものがあったら周りの人に言ってみてください。あるといいのですが

少年時代の思い出②鰻

少年時代に鰻といえばうちの父親が夜釣りで釣ってきたものでした。山でとってきた篠を竿にしてたくさん車に積んで夕方に出発していきました。養鶏場の責任者だったのでその日の仕事に穴さえあけなければOKということで、可能だったのでしょう。明け方帰ってきて、釣れたウナギは大きな樽に入れられてました。何日か泥を吐かせるのにそのままにしていた気がします。養鶏場の社長さんとか知り合いにもおすそ分けしていたような。そして食べるときには父親が桐で目のところをぶすっと刺してさばいてました。そしてそれを母親にバトンタッチ。母親はそれをタレをつけながらかば焼きにします。たくさん釣れた時は家族4人で一匹ずつ、鰻丼にして食べてました。鰻のかば焼きってそういう風にしか食べたことがなかったので、サザエさん土用の丑の日にかば焼きを出前でとるなんていうシーンが全くピンときませんでした。「鰻って釣ってくるもんじゃないの?」ってずっと思ってましたから。鰻が高級なものっいう感覚はなかったなあと思います。だって川に行って釣ってくるものが鰻なわけで。今思えばこれまたなかなか経験できないですよね。一匹まるごと食べている鰻は完全に天然ものなんですから。なので鰻はスーパーとかに並んでいても買ったことがありません。少年時代に鰻は釣ってくるものって刷り込まれたからなんでしょうか。もう一度あの時の鰻を食べたいけどそれは無理だもんなあ。